とみえライフ

かけだしライターの見たもの、食べたもの、書いたもの

彦根に伝わる謎のボードゲーム「カロム」を広めたい

どうも、不在票の申し子とみえみさとです。

先日、彦根で食べられる究極の親子丼について書かせていただきましたが、今回もまた彦根の話題を書かせていただきます。

 f:id:mitan_555:20170908104503j:image

突然ではありますが、「カロム」というボードゲームを知っていますか?


滋賀県の一部地域では圧倒的知名度を誇るボードゲームなのですが、意外と知られていないようで……。

 

私はカロムが馴染みのある遊びだったので、大人になってからその知名度の低さに驚きを隠せませんでした。

滋賀県民ですら知らない人が多すぎる……!」

 

ということで、今回は謎につつまれたボードゲームカロム」についてご紹介します。

 

 

そもそもカロムとは?

f:id:mitan_555:20170908104520j:image

カロムというのは、簡単に説明すると2人もしくは4人で遊ぶビリヤードのボードゲーム版。


2チームに分かれ、ボード上に並べられた玉を、自分の持ち玉をはじいて四隅の穴に落としていくゲームです。

 

元々はインド発祥のゲームで(諸説あり)、明治時代末期に日本に伝来してきたゲームだそう。
彦根市では現在でも親しまれていて、毎年カロム日本選手権大会が開かれています。

 

あったあった。
そういえば、知り合いが大会に出ていたことがありました。

 

カロムのルール(2人の場合)

f:id:mitan_555:20170908104546j:image

使用する玉……ジャック1個、ストライカー各チーム1個、パック各チーム12個

 

  1. パックを円に並べ、真ん中にジャックを配置して準備OK
  2. 手前の円にストライカーを置いて順にはじく
  3. 2回目以降は、ライン上にストライカーを置いてパックを打つ。赤の人は赤の玉を、緑の人は緑の玉を穴に落としていく。
  4. 自分の玉をポケットに入れたら、ジャックを打つ権利を得る。先にジャックを穴に入れた人の勝ち。

 

なお、自分の色の玉をポケットに入れることができれば続けて打つことができます。

相手の玉を入れてしまったら、穴から自分の玉を1つ戻さなければいけないというローカルルールも存在します。

 

カロムで遊ぶには?

カロムを行うには、まずカロム盤が必要になります。
そのカロム盤をどこで調達するかが問題ですが、さすが天下のAmazon様。

 

【日本カロム協会公認】カロム盤

【日本カロム協会公認】カロム盤

 

バッチリ置いていました。
でも18,600円、高い!

 

昔は彦根の駄菓子屋に4,000円ぐらいで置いていた気がするのに…。
カロム盤を製造している企業が少ないからなのかな?

 

カロムの文化が色濃く残っている彦根の一部地域では、一家に一台カロムが置いてあるという噂があるので、気になる人は彦根市民のおうちに突撃してみてください。
そのお宅にあるかどうかは保証できませんが。

 

 f:id:mitan_555:20170908104624j:image

 

私も久しぶりにカロムで遊びたくなってきました。
カロムをやってみたい!という人は、彦根へ遊びに行ってみては?

 

参考サイト

カロム - Wikipedia

 

www.biwako.ne.jp

 

スポンサーリンク