日本よりも頭脳戦!?台湾式7並べが面白すぎる!
你好〜!とみえみさとです。
最近、日本で通訳案内士をしていらっしゃる台湾人のAさんと訳あってトランプゲームをしました。(写真奥)
7並べをすることになったんですが、どうやら日本のとルールが違うようで…。
台湾式の7並べを伝授してもらい実際にプレイしてみたら、えらく面白かったのでここで紹介しようと思います。
日本式7並べの基本ルール
まずは、おさらいで一般的な7並べのルールをざっくり紹介します。
恐らく人によってルールに若干違いがあるので、懐かしのDSソフト「誰でも遊び大全」で使われている基本ルールを参考に…。
- 手札を配り、7を持っている人は場に出す。
- 連続している数字のカードを順番に出していく。
- 連続した数字のカードが無ければパス、最初に手札がなくなった人が勝ち。
実にシンプルなルール。
これはこれで楽しいのですが、台湾式7並べはルールが少し複雑になります。
台湾式7並べの基本ルール
日本のルールと違う点は赤字で紹介します。
- 手札を配り、「スペードの7」を持っている人は場に出す。この状態からスタート。
- 連続している数字のカードを縦に並べていく。(「7」のカードがあればいつでも出すことができる)
- 連続した数字のカードが無ければ、手札のカードから1枚を伏せた状態で捨てる。捨てたカードの数字はマイナスポイントとなる。
- 最後まで手札を出し切り、マイナスポイントが少なかった人が勝ち。
どうですか?ちょっと難しいですよね。
勝敗を決めるポイント
- 手元にあるカードを出すタイミングを考える
ここは日本式7並べと同じポイントです。
しかし、台湾式7並べは最初から「7」が全て場に出ていないので、誰かが「7」を出さない限りそのマークのカードは一切出すことができません。
「7」を持っている人は、出すタイミングをギリギリまで遅らせることによって、相手の進行を大幅に妨害することができます。
- 捨てるカードを何にするかを考える
日本式7並べと最も異なるのが、出すカードが無ければ手札を一枚捨てるというルールです。
トランプの数字は1から13まであるので、カードを捨てれば-1〜-13ポイントが自分に加算されてしまいます。
もちろん、1を捨てれば-1ポイントで済みますが、捨てるカードによっては相手に12や13を捨てさせて一発逆転するチャンスもあります。
小さい数字のカードを捨ててリスクを最小限に抑えるか、10や11を捨てて逆転を狙うかはプレイヤー次第です。
- 相手が捨てたカードは何なのか予想する
もちろん、相手も出すカードが無ければ手札を1枚捨てます。
相手の捨てたカードは何なのかは分かりません。
しかし、場に出ているカードと手札から予想することによって、相手の捨てたカードや相手の手札を読み取ることができます。
ここまで来れば上級者です。
台湾式7並べの欠点
ただ、台湾式7並べのルールで「ん?」と思うところがありました。
とみえ「ずる賢い人は、出せるカードがあってもわざと捨てるんじゃ…?」
Aさん「カードを捨てるのは、出せる手札がなかったときだけね!」
とみえ「そこは良心に任せる感じなのね…!」
その辺のルールが若干曖昧なところは、台湾式7並べの穴部分ですね。
あと、カードの並べ方が雑です。
ピシッと横に並べる日本の7並べに慣れている人は若干ムズムズするかもしれません。
まとめ
台湾式7並べ、結構頭を使います。
特にカードを捨てる時は、プロの将棋士並みに時間をかけて悩みます。
ルールが少し難しく大人向けなので、飲み会の時などにぜひ遊んでみてください!