初めてのスナックを楽しむ極意4箇条 〜京都のディープな酒場へ潜入1日目〜
こんにちは!「今日は帰ったら何を食べようか…?」ということしか考えていない週末ライターのとみえみさとです。
みなさんはスナックへ行ったことがありますか?
実をいうと、私はスナックというものがどんな場所か全く知りませんでした。
―スナックは、化粧濃いめのママがいて、おじさんがたむろっている。
こんな事を言うと多方面に失礼ですが、そんなイメージでした。
昨日、記事を作るため京都のディープな居酒屋を取材した時に、初めてスナックという場所に足を踏み入れました。
結論から言いますと、スナックはめっちゃ楽しいです!!
ただし、スナックを楽しむにはおさえるべきポイントがいくつかあるので、今回はそんなスナックの楽しみ方を紹介します。
そもそもスナックってどんなとこだ?
スナックは、「ママ」と呼ばれる女性がカウンター越しに接客してくれるバーで、アットホームな雰囲気が特徴。
ママとの会話を楽しんだり、カラオケを歌ったりしながらお酒を楽しむことができます。
年齢層は高め。
店舗によりますが、女性のお客さんも多数いらっしゃるそうです。
今回訪れたお店
今回は「面影」というお店で飲みました。
ディープな飲食街の中では比較的キレイなお店です。
ママいわく、開店は8年前でこのあたりでは最も新しいスナックだそう。
この日は、ママにスナックの楽しみ方を聞いてきました。
スナックを楽しむ極意1「ママの手料理を楽しむべし」
面影には、メニュー表なるものがありませんでした。
飲み物は飲みたいものを自由に頼むことができますが、料理はママがお客さんが好きそうなものを選んで出してくれます。
ちなみに、私に出してくれたのはカボチャの煮物と、さくらんぼと、フルーツ餅。
こ、子どもだと思われてる……?(驚愕)
でもおばあちゃん家感があり、これはこれで良いと思いました。
何を出されるかはママの気分次第ですが、一応「かぼちゃ食べれる?」など配慮はしてくれるので嫌いなものが出てくる心配はありません。
ただ、若干お会計はハラハラするんですけどね。*1
スナックを楽しむ極意2「ママとの会話を楽しむべし」
面影のママは、私が想像していたママよりもとても優しい方でした。
こちらのくだらない話を聞いてくれたり、ささいなことに気づいてくれたり、面倒見が良くて本当の母親のようです。
もしあなたがそんなに話すタイプでない人は、他のお客さんとママとの会話に耳を傾けるだけでも大丈夫。
温和なママのおかげで、あたたかい雰囲気の中でお酒を楽しむことができます。
スナックを楽しむ極意3「カラオケでしっとりと歌い上げるべし」
お店にはやっぱりカラオケが置いてありました。
高校時代お世話になったJOY SOUND CROSSO、すでに懐かしい。
ママに勧められるがままに、早速曲を入れてみました。
入れたのはカーペンターズの「Yesterday once more」
やっぱりこういう場所は懐メロが似合います。
最初は若干照れがありましたが、お酒が入っていたのとママや他のお客さんが手拍子してくれたのもあり、気持ちよく歌えました。
カラオケの履歴をのぞいてみたら、やっぱり渋めの曲がたくさん入っていましたね。
いつも行くカラオケとはちょっと違う雰囲気で歌えるのがとても新鮮です。
スナックに行くなら、ぜひカラオケにも挑戦してみてください!
スナックを楽しむ極意4「お客さんとの一期一会を大切にすべし」
スナックは他のお客さんとの出会いも魅力です。
アットホームな雰囲気なので、初対面のお客さん同士でも自然と仲良くなれます。
面影へ行った時は、私の他に仕事終わりの女性が二人、男性が3人いらっしゃったのですが、みんな初対面。
にもかかわらず、最後はみんなで写真を撮るほど打ち解けていました。*2
スナックでしか出会えない人や、全く違う考えを持つ方の話が聞けたのが、楽しかったです。
まとめ
昨日でスナックの印象が180°変わりましたね。
ママや他のお客さんとの会話を楽しめるアットホームな空間でした。
居酒屋のようなワイワイとした雰囲気、バーのような静かな雰囲気とはまた違った人情豊かな酒場。
スナックに行ったことがない人は、今週末ぜひスナックデビューしてみてください!
お店情報
居酒屋 面影
京都府京都市下京区七条通烏丸西入ル東境町180 リド飲食街内
開店時間:18:00〜24:00