森ガールと呼ばれていた私が、森を焼き払った理由。
どうも、すっかりファストファッションユーザーに成り下がってしまったとみえみさとです。
↑写真右:森ガール時代のとみえ
昨日、Twitterのトレンドに「森ガール」というワードが上がってきました。
「森ガール」というファッションがジャンル全盛期だった時(2009〜2012年)は、私も絶賛森ガールだったもので、懐かしワードすぎて背筋がぞわっとしましたね。
その昔森ガールだった方のインタビュー記事も拝見しましたが、「自分も当時のことを詳しく語りたい!!」という一心でこの記事を書くことにしました。
森ガールとはどんな人だったのか、森ガールはなぜ衰退したのか。
個人的な意見ですが、森ガール目線で語っていきます。
「森ガール」をどこよりもわかりやすく説明する
↑森ガール時代のとみえ②
森ガールは「森にいそうだね」と言われるようなファッションだとざっくり定義されていますが、具体的に説明するとナチュラルな色や素材の洋服に女の子らしい要素を入れたテイストのファッションをいいます。
もっと具体的に説明すると、ベージュ・カーキ・茶色など自然の素材を中心とする色を使い、麻など風合いのある素材から作られている服に、リボンやレースなどの装飾を施した感じ!
ここまで言えば伝わるかな???
森ガールあるある
ファッション面以外には、こんな特徴がありました。
- 当時のファッションアイコンは宮崎あおい、蒼井優
- YUKIやChara、aikoの支持率が半端ない
- 森ガールにいまひとつ成りきれていない女子は「沼ガール」と呼ばれていた
- ブログの記事のタイトルは「こ ん な か ん じ *」
- 出かける場所が森でなくても、とりあえずカメラを持って出かける
- ふわふわ、ゆるふわ、ナチュラルというワードを使いたがる
(当時の自分はまさにこれだった…。)
私が森ガールを辞めた3つの理由
(今見たらなかなかだな…)
- 森ガールファッションは装飾が多く、着回しが利かない
森ガールテイストの洋服って、何かしらの装飾がある服が多かったのです。
先ほど言っていたようなレースやリボンがどこかしらに付いている!
そのため、ガーリーな雰囲気の服にしか合わないんですよね…、単体ではすごく可愛いんですが。
服装がワンパターンになってしまいがちなので、着回しが利く洋服を買うようになってからは自然と遠ざかってしまいました。
森ガールアイテムは1つ1つが唯一無二なんです!
- 価格帯が高く、いくつも買えない
森ガールだった私が当時好んでいたブランドは、サマンサモスモス、Crisp、スタディオクリップなど。
価格帯は、トップスが4,000円〜5,000円でワンピースが6,000円〜7,000円。
当時の自分にとっては惹かれる洋服ばかりだったので(今でも好きですが)、学生の時はアルバイトのお給料が入ったらすぐに買いに行っていました。
ただ、結構無理しないといけない価格帯なので、なかなか続きませんでしたね…。
やっぱりユニクロ、GU、H&Mなどのファストファッションブランドに比べると高い…。
森ガールは維持費がかかるんです!
- 森ガールテイストのアイテムが手に入りにくくなった
2012年頃には森ガールテイストだったファッションブランドは、ほとんどシンプルな洋服デザインに移行していました。
ナチュラルな風合いはそのままに、レースやリボンなどがなくなっていったんですね。
なんともさみしい…、当時はそれでも通販で購入していましたが、送料などが高いので段々と森ガールファッションから遠ざかってしまいました。
森ガールファッションはどんどんシンプルになっちゃったんです!
このような理由があり、住んでいた森を自ら焼き払うことに・・・。
「森ガールは森に帰った」と言われていますが、「森を出るしかなかった」という表現の方が正しいんじゃないかな?と思います。
「森ガール」について今の私が思うこと
正直、「森ガール」が死語になるのはちょっとさみしいです。
昨日みたいに、懐かしワードでも良いからたまに話題に上がってほしいですね。